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2014年7月23日水曜日

Surface Pro3レビュー(2) : Surface Pro 3を買ってみての細かい感想

Surface Pro 3と Surface Proの違いについて、重さ以外の点でも、独断と偏見で比較してみた。

まず、角度が任意可変となるキックスタンド。Surface Pro3レビュー(1)で紹介したように、別途カバーなどなしでも、長時間快適に使える!
なにより、ラップトップで使うときの安定性がいい。
実は、本体とスタンドのV字が、足を組んだ時にひざにフィットできるので、安定してキーボードが打てる。(こんな感じ↓)




Surface Pro3のキーボードは、大きく2点いい点がある。
一つは、タッチパッド部分が広くなったこと。Surface Proのタッチパッドは小さくて感度も悪く、マウスをつけないと使う気がしなかったが、Pro3は実用レベル。
もう一つは、地味だが、カバーの根本が2段折れになっていること。折れの部分にもマグネットが入っていて、曲がった状態で固定されるようになっている。


これは打鍵時に角度をつけて打ちやすいという意味があるが、もう一つ、パネル操作時にキーボードを裏に回した時に、キーボードが脱落しないといういい点がある(下の写真)。
(初代Proでは、裏に回そうとするとキーボードが外れてしまい、電車での立ちながらの参照時などではキーボードが落下しそうになって面倒だった)。





タッチペンも、おもちゃのようだったProから、はるかに高級感のあるデザインに。


ちなみに、Pro3のタッチキーボードには、タッチペンを装着するストラップがついている。
これがシールで貼り付けるようになっていて、唯一デザイン上残念な点。

あと、デザイン面で裏側にSurface のロゴが入った。せっかく台湾メーカーではなくMicroSoftの高いマシンを買うのだ方、見せびらかせるようにロゴは入れてほしかったので、実はこれが非常にポイント高い。
(初代SurfaceではWindowsロゴしか見えるところになかった)


外観の質感はかなりGood。私はパープルのカバーを買ったが、本体の艶消しシルバーと相まって初期のVAIOを彷彿とさせる外観。買うなら絶対パープルにすべき。
 

あとは、タッチペンと連動したOneNoteが結構いいらしいという報道があったので、試してみてまたレポートしたい。



2014年7月22日火曜日

Surface Pro3レビュー(1) : Surface Pro 3の本当の重さ

先日7月17日にリリースされた、タブレットPCの本命、MicroSoftSurface Pro3
これまで見送ってきた人も、ちょっと買うかどうか迷っている人が多いのではないでしょうか。

最近のモバイルPC、モバイル端末で一番気になるのが重さとバッテリーの持ち。最近スタバで主に仕事をするようになったので、バッテリーの持ちよりは最近は重さのほうが気になる。
カタログスペックでは800gとなっているが、電源やキーボードなどいろいろ含めると結構重くなるのが常。(1年使った初代Surface Proもなんだかんだで結構重かった)

そこで、実際のところどうなのか?初代Surface ProSurface Pro3で比較してみた。

まず単体で比較。Surface Pro3(上)は810g。Surface Pro(下)は 940g。ここまではカタログスペックなので、想定内。

 


次にタイプカバー・キーボードつけるとどうなるか?(ふつう着けて持ち歩きますよね)
Surface Pro3(上)は1,130g。Surface Proは1,150g。 

つまり、Surface Pro 3のキーボードの重さは、330gもあることになる。

Surface Pro3のキーボードのほうが大きいため重くて、差がほどんどなくなってる!がっかり。(Surface Pro3はペン付で図ったので、実際はもうちょっと差があるはず




さらに、電源をつけるとどうなるか?

Surface Pro3(上)は 1,330g。Surface Pro(下)は 1,390g。ここで若干挽回して60gの差が出た。




実は、Surface Pro3は電源が小型化されているのが嬉しい(持ち運びも楽)。
本当はもっと宣伝すればいいのだが、キーボードが重くなっていてほとんど差がなくなっているので、藪蛇になるので宣伝していないということだろう。

<結論>初代Surface ProとSurface Pro 3は、実質的には重さはほとんど変わらない!

ちなみに、私の場合はSurfaceProには、スタンド角度可変にするために以下のようなレザー風カバーをつけていたので、合計1720gとなり、400gも軽くなったので、個人的にはかなり嬉しい。
(実際固定角度のキックスタンドだけでは、長時間作業するときに、ラップトップとしての使用だけではなく、デスクトップで仕事をするのにもちょっと辛かったので、可変スタンドは必須だった)



初代Surface Proとあまり変わらないとはいっても、タッチパネル搭載のタブレットPCの中では依然として、1、2を争う軽さではあるだろう(タッチパネルを搭載すると、通常の液晶よりもかなり重くなるらしい)。


ちなみに薄さと画面の大きさは、報道されている通り、こんな感じです。
(左が初代Surface Pro.,右がSurface Pro 3)
大画面化して薄くなった形。それで少しとは軽くなっているのだから、大したものかもしれない。