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2015年2月15日日曜日

ラウンドアバウト交差点 東京初の円形交差点

ちょっと前に記事になったが、ヨーロッパなどでよく見られる円形交差点が日本でも認められるようになった。
試験的にいくつかの交差点が指定されたが、東京で唯一指定されたのが、多摩市聖蹟桜ヶ丘の交差点である。

これがその写真です。



標識を見てみると・・・


円形矢印3つの標識が見えます。これがラウンドアバウトの標識。

場所はこちらです(google mapから引用)。
京王線聖蹟桜ヶ丘駅と相模原線永山駅の中間あたりです。



以前はどうだったかというと、南側からのみ一時停止なしで入れ、のこりの方向からは一時停止になっていたような・・・実際のところ、ラウンドアバウトになって、南側からの侵入が一時停止になっただけで、あまり使い勝手は変わらない。すべての方向からの侵入が一時停止になって、回転方向(時計回り)が優先になったのだが、ぐるぐる回る物好きもいないので。

試験導入だろうからだろうが、半径も小さく交通量も少ないこの交差点ではあまりメリットはないようだ。

ここはたまにパトカーが取締をやってところなので、車で行く方は、ラウンドアバウトに気を取られて一時停止の標識を見落とさないように気を付けよう。

周辺は京王が高度成長期に高級住宅地として開発した閑静な住宅地で、ジブリ映画の「耳をすませば」のモデルになったところである。
京王本社のある聖蹟桜ヶ丘駅から、桜並木で有名な「いろは坂」と呼ばれるつづら折りになった坂道を上って20分くらいのところなので、興味のある人は電車でも散歩がてら訪ねてみてはいかがだろうか。
聖蹟桜ヶ丘の駅前交番の前にも耳をすませばの案内看板がある。

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