お薦めの記事

新着情報

2013年2月13日水曜日

電源のあるコーヒーショップ: サンマルクカフェ 神保町すずらん通り店

電源のあるコーヒーショップ: サンマルクカフェ 神保町すずらん通り店

http://r.gnavi.co.jp/gb00403/

ここは机が広い! 一日仕事しても疲れないので、これまででベストな電源
カフェ。


電源のあるコーヒーショップ : タリーズ 本厚木店


電源のあるコーヒーショップ : タリーズ 本厚木駅店

結構広くて快適だが、電源のある席は少ない。

地図(食べログ)

2013年2月7日木曜日

新商品開発に使えるフレームワーク

経営企画で使うフレームワークは沢山あるが、以下の5つが
新商品開発に使える、または、流用できるフレームワークだと思います。

1. 3C分析 (市場&顧客、競合、自社)
これは基本ですね。

2. 製品-市場マトリクス
市場深耕、新製品投入、新市場開拓、多角化の四パターンですね。商品アイデアをどの方向性で活かすかを検討できます。

3. ポジションマップ 
縦軸、横軸は、いろいろな切り口が考えられますが、何を選ぶかはマーケティングセンスが問われます。価格なんて軸をとっちゃ、ダメですよ!

4. 5 Forces
市場の魅力度の把握に使えます。(つまり、新商品がビジネスとして成功しそうか?)
材料の仕入先はどこか、販路や顧客はどこか、直接競合品と代替品は何か、など。

5. 5P (Product, Price, Place, Promotion, Package)
新商品のマーケティングプランニングに使えるのはもちろん、自社ラインナップやOEM製品、他製品の情報収集の切り口に使うと、それらの製品がどういった顧客にどういったポジショニングで売ろうとしているかが、逆算できます。
Productは製品スペック、Placeは販売チャネル、Promotionは売り方やキャッチコピーと解釈するいいでしょう。
商品開発では、五つめのぱっけが入ってくるところが重要ですね。

2013年2月6日水曜日

電源のあるコーヒーショップ 大崎ゲートシティー店


電源のあるコーヒーショップ 大崎ゲートシティー店

二階フロアにあるオープン形式の店舗
なかなかおしゃれ。

2013年2月3日日曜日

ビジネスモデルの定義についての考察


ビジネスモデルという言葉は、便利な言葉なので色んな場面で使われるが、
よくよく考えると使い方が難しいもののひとつでしょう。

私も昔はバリューチェーンまたはホールプロダクト作ることがビジネスモデルだと思っていた。
(もともとプロダクト•マーケティングをやってきたのでこういう発想になっていたのだと思う。)

でも、診断士として経営視点を意識するようになって、バリューチェーンはビジネスモデルの一表現に過ぎないとわかってきた。(特に大企業の)

では、大企業から中小企業、個人事業まで通用するビジネスモデルという言葉の定義は?
しっくりするものを探していたが、最近ぴったりくるものが見つかった。

それは、「ビジネスモデル」=「儲ける(儲かる)仕掛け」。
言い方をかえると、
ー利益の源泉をどこから(何で)得るかが確立できているか?
ーお客があなたになぜお金を払ってくれるのか?
ーどこで利益(利ザヤ)を稼ぐか?
ということになる。

サラリーマンのビジネスモデルは労務を提供して収益を上げるだけ。
ビジネスでは、収入に対して事前の支出(投資)を差し引かないといけないので注意が必要になる。
意外と、使ってしまったお金のことは忘れて損得勘定してしまう経営者は多い
しっかり原価計算に減価償却費をいれておかないと、本当に投資回収できているかは分からなくなって、「何となく事業は回っているのだけどお金が減ってゆく」状態になってしまう。

なお、前述の「稼ぐ」部分だけではビジネスとして完結しない場合も多いので、それに「稼げなくてもいいが必須の業務」を組み合わせたものが、ビジネスモデルの最小単位と言えるだろう。

この「最小単位」というところがミソで、大企業になると稼がなくてもいい部分や、その外側の、あってもいいがなくてもあまり困らない」フリンジ部分が肥大化して、収益性を低下させたり、最悪ビジネスの方向性を見誤らせたりするから難しい。
日本の家電メーカーが陥っている大企業病である。

また、ビジネスモデルは、ビジネスモデルだけが単独で存在できるものではなく、ターゲット顧客やドメインとセットで考えないといけない。
顧客によって感じる付加価値が異なり、お金を払ってもらえる額が違ってくるので、当然、顧客層やTPOが変われば、ビジネスモデルも変わらなければならない。
観光地で高く食べ物やジュースを売るのが、その典型例だろう。

いわゆる、「誰に」「何を」「どのように」であり、イコール、ドメインの定義と同じになる。
ドメイン(生存領域)を決めるってことは、当然、自分が儲けを確保して生き残ってゆける仕組みが組み込まれていないといけないってことですね。

だから顧客や市場が変化すると、ビジネスモデルが陳腐化してしまう。
例えば最寄り品の小売業のビジネスモデルは、「立地の良さ」(人通りの多さ)の場合が多い。
だから、住民が高齢化したり人の流れが変わると、苦境に陥る可能性が高い。
不動産を購入して店を始めるのはリスキーであることが予想できる。







ITベンダーのソリューション症候群

ここ十年以上、ITベンダーは猫も杓子も「xxソリューション」真っ盛り。
それ、ソリューションでも何でもないじゃん!とツッコミたくなることが多くありませんか?

見てみると、以下のようなパターンがあるようだ。
⒈ 単なる製品の組み合わせをソリューションと読んでいるケース。
単なるセットメニューやバンドル販売をxxソリューション、と呼んでいるケース
xx業界向けソリューション、というのも多いパターン。
本来は、パッケージ、とか呼ぶべきだと思う。
2.単なるサービスをソリューションと呼んでいるケース。
SIベンダーに多いパターン。きっと、サービスっていうと無償のイメージがあるので、お金が取れそうなソリューションという言葉に変えているだけなんだろうな。
3.単なるカスタムメイド、テイラーメイドのものをソリューションと呼んでいるケース。
売るためには、標準品にいくらでも手を入れますから、相談してね!という意味合い。

ところで、この手の間違いは、英語の意味を履き違えて使ったものが広まるパターンが多いのだが、このソリューション症候群は当のアメリカ人がいい加減に使っている。
現場や業界を知らない本社マーケティングスタッフが、馬鹿の一つ覚えみたいにこの言葉プレゼンにいれてくるから、それを和訳した日本人もおんなじようにつかってしまうわけだ。

ソリューションとは何か?を説明するたとえ話の有名なのに、以下のものがある。
「ドリルを買う顧客は、ドリルが欲しいのではない。その大きさの穴が欲しいのだ」

ソリューションを提供するということは、マーケティング用語でいうところの「ホールプロダクト」を提供することだ。ホールプロダクトを提供するのは、簡単ではない。お金もかかる。アメリカ以外の商慣習を理解していない外資系ベンダーがポンと提供できる性質のものではない。

日本には「餅は餅屋」という言葉がある。ソリューションを連発する会社より、餅は餅屋、うちはこれができます、と自信をもっていってくれるところに、仕事を頼みたいのは、私だけだろうか?