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2012年8月30日木曜日

Facebookとブログの連携 その1

中小企業者がITを販促で使うに当たって、Facebookとブログは有効な手段だが、両方に情報発信するのはツラい!。

ということで、Facebookとブログで簡単に連携できる方法を探ってみました。

TPPと農産物輸入自由化

最近、TPPと農業保護の在り方についての議論がメディアに載らない日はないといってもよい。特に「農業は競争力がない、構造改革が必要である。農業の保護に引っ張られてTPPが推進できないのはおかしい」という論調である。
著名人までが短絡的な論調を載せているのをみて残念に思う。

TPPの推進是非については、いろいろな書物が出版もされているので、ここではその議論はしないが、農業の現状の捉え方については、以下の3点は理解したうえで、議論してほしいものだと思う。

(1) 農業といっても、いろいろな業種があるので、まとめて捉えるのは危険。
一口に農業といっても、米作、野菜作、畜産、果樹、花卉、・・・といろいろな業種がある。野菜作といっても露地野菜とハウスとではビジネスモデルが全く異なる。
製造業でも、自動車、家電、ハイテク、ロボット、繊維、化学、・・・があるのと同じ。
全部をとらえて競争力があるとかないとか、海外に出て行っても戦えるとかの議論は、乱暴である。自動車と繊維業を同列に捉えて国際競争力うんうんを議論する人がいるだろうか?

(2)自由化によって国内農業が激変したあとの国土を想像しているだろうか。
農業が激変したときの影響は、大型ショッピングセンターの進出で駅前商店街が壊滅するくらいの影響では済まないだろう。生き残るのは、北海道と東北の平野部、畜産、都市近郊の園芸的農業(野菜、果実など)だけとも言われている。 中山間地が森林と荒地に戻り、本州以南の田舎からは田んぼがなくなりビニールハウスと畜舎が立ち並ぶ風景になると思われる。

(3)直接保障とTPPは、セットの施策である
直接保障制度がばらまきと表現され、TPP推進とともにやめるべきという論調も多いが、TPPは関税撤廃でありそれを補うために生まれたのが直接保障の考え方である。EUを含め、各国はこの方向性を取っており、民主党の政策もまさにそれに倣っている。
各国とも自由貿易を推進しても農業に対する補助金を減らしているわけではなく、むしろ直接保障で力をつけて農産物の輸出を強化している国も多い。

2012年8月29日水曜日

「日本人が交渉に勝てない二つの理由」という記事があった

昨日日経で、「日本人が交渉に勝てない二つの理由」という記事があった。
    ↓
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK0701U_X00C12A8000000/

日本の企業が交渉に負けるパターンは、交渉当事者に権限や裁量権がなく社内調整で時間がかかってしまうこと、交渉をまとめることが目的になっていること、の2つと指摘している。
・・・納得。

強く交渉に臨むためには、いくつもカードを持っていて、「一つをきっても後がある、この勝負で無理して勝たなくてもいい」、という状況を事前に作れるかだと思う。
交渉の前に勝負は半分ついているのだと思う。

ちなみに、前職で会社のコンサルに入ってくれた経営共創基盤CEO、元 産業再生機構COOの富山和彦氏の記事。よくこんな方があの会社にコンサルに入ってくれたなあ、と今更ながら思う。
ある意味、前職の社長の人脈がすごかったんだな、と改めて感心

2012年8月28日火曜日

「真実の瞬間」を思い出した

先日、農業者さんとの打ち合わせに合わせて、某直売所を見学。 
出展者の品質にばらつきがあり、中には「こればどうか・・・」とう品が普通の価格で売られていたりしている。
後の打ち合わせでは、直売所のご担当の方が「確かにそういう品はある。でも、売れ残るので、後からわかる(ので問題ない)」という感じで話されていたが、事後に発見するのではなく事前に防止すべきでは?と感じた。
その時に思い出したのがヤン・カールソンの「真実の瞬間」。 サービス担当者と顧客とのコンタクトは1回限りかもしれず、そのときの印象で会社の印象がすべて決まってしまう、というサービスマーケティングの考え方の走りの書。
直売所で品質の悪い品がいくつもあれば、たとえたまたまであっても「この店は品質の悪い店だ」という印象を持たれてしまい、再度来店はしてくれない。場合によっては友人や知人に「あの店はいまいちだ」と噂してしまうかもしれない。
サービス業・商業では最低品質の担保・底上げというのが、非常に重要と、「真実の瞬間」を思い出しながら思った。
友人知人と出店する直売所では、知り合いの商品を悪く言うのもはばかられると思うが、サービス業として成功したいならば、商品やサービスの品質管理ルールの徹底と教育は、非常に重要だろう。

2012年8月23日木曜日

アル・ライズ: 高品質ブランドを構築するためには、焦点を絞る

「高品質ブランドを構築するためには、焦点を絞り、その絞った焦点とすぐれた名前、高い価格とを組み合わせる必要があるのだ」

「ライカだとペンタックスより本当にいい写真が撮れるのだろうか」
「モンブランの万年筆はクロスより本当に書きいいのだろうか」
と問いかけている。確かに、ブランドを選ぶときに、全部の商品の品質を試してから選択するわけではない。

「有名だから」「聞いたことがあるから」選ぶとうこともある。では、ブランドについて詳しくない分野の商品を選ぶときには、何で選ぶだろうかと考えてみる。

コストパフォーマンスで決めるときは、「一番数が多いもの(売れてそうなもの)」、「価格が安いもの」、を選ぶ。
高品質なものを選びたいときは?(たとえば、贈答品など)
→ 知っているブランドがないときには、「より自分の目的に対して専門化している」ブランドを選ぶのではないだろうか。

なんで選んだかというと「高品質だと思ったから」ということだが、その裏には、専門化しているものは一般品より高品質に違いない、という思い込み?がある。 品質は、買って比べて体験してみないと、本当はわからないものだから。
「スぺシャリストはゼネラリストに比べ高品質とみなされる」と表現されている。なるほど。

だから、モノを高く売るためには、高品質なブランドを築くためには、焦点を絞ることを恐れてはいけないんだな。

Bitlockerその2 : Bitlockerの注意 一回解除、再暗号化したら

Bitlocker、またPC起動できなくなってしまいました!

Bitlokerは一度引っかかると、次に再起動するたびにキー入力をしないといけなくなるようす。
これを止めるには、一回「暗号化解除」して「再暗号化」が必要です。

コントロールパネルのBitlocker暗号化 から、「暗号化」「暗号化解除」ともに設定できます。

ただ落とし穴は、再暗号化したときに、キーが変わってしまうということ。
再暗号化したあとは、速やかにキーを記録しておかないと、再起動したときにまた立ち上がらなくなってしまいます!(やってしまった)

気をつけましょう。

2012年8月16日木曜日

コラム: 国力と企業力

国力の伝統的な指標として、以下の方程式がある。

国力=((基本指標:人口+領土)+経済力+軍事力)×(戦略目的+国家意思)

アメリカのレイ・クライン教授という人が提唱したものらしいが、うまく捉えていると感心してしまう。
特に後半の戦略目的+国家意思の和が、積として国の属性にかかってくるところなどは、本質を捉えている。

経済力や軍事力の小さいイスラエル、昔のリビア、イラン、今の北朝鮮、そこまで行かなくてもイギリス、フランスなども大きな力を奮っている。
あるいは国のないパレスチナやユダヤ人、イスラム教徒の一部などにも当てはまるのではないかと思う。
日本は、戦略目的も国家意思も希薄なため、いくら軍事予算をつぎ込んで経済大国になっても、周辺諸国からなめられっぱなしである。

ところで、この方程式、企業力を表すのにも全く同じことが言えると思う。

企業力=((有形資産+無形資産)+利益+社員数)×(戦略目標+企業理念)
と考えてみたらどうだろうか。

つまり、(3つの経営資源:モノ+カネ+ヒト)×(戦略+理念)ということである。

有形資産は、保有設備など生産力を表す。
無益資産は、ブランドや顧客ベースの数などを表し、売上高やマーケットシェアを指標としてもいいだろう。

利益は、キャッシュフローや資金調達力と考えてもよい。

社員数は、業界によっては、代理店網も合わせた営業力とおきかえてもいいだろう。

いずれにしても、ここでも戦略+理念の和が、積としてかかってくることがポイントである。

市場に訴えかける理念を掲げて、正しい戦略をとって戦えば、中小企業でも限られた経営資源の力を数倍にも引き出して、大企業と渡り合えるということを表すことができると思う。





O2Oという言葉ががはやっているようだが


O2O (Online to Offline)という言葉がはやっているらしい。

↓の記事など。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASGF11001_R10C12A8H49A00/

WEBとリアル店舗での購買活動が連携し合う、または、WEBでの活動がリアル店舗などでの購買に影響を及ぼす、といった意味らしい。

事例としては、オンラインでのクーポン発行で、実店舗への集客を図るものがあげられているようだ。
さきがけとしては、マクドナルドか? 携帯クーポンとその広がり方を見たときには、これはマーケティングを変えると感じたものだ。
昔言っていた「クリック&モルタル」の焼き直しの言葉のようである。

ただし、中小企業にとっては、オフラインからオンラインに顧客を誘導するほうが重要である。
中小企業はSEOにお金をかける余裕はないし、コマーシャルを打って知名度を上げてWEBで検索してもらう資力もないからだ。
一回来店した顧客を、以下に(お金をかけずに維持できる)WEBでのリピーターになってもらうか、が肝だろう。

Google Blogger と Facebookの連携法

Google Bloggerへ書いた記事を Facebookに自動投稿したかった。

いろいろ検索したら、
My blog posts
RSS graffiti
などが、任意のBlogとFacebookの連携ツール(Facebookアプリ)として見つかったが、どうもうまく動かない・・・。

そこで、Google Bloggerが最初からGoogle+と連携するように機能が埋め込まれているのに着目して、google+経由での連携を考えた。

すると
postolog
というのがあることがわかった。

無償のWEBサービスで、Google+を送り手として、Facebook, Twitterを受けてとして連携できるそう。
やってみたら・・・うまくいった! これは使えるかも。


※BloggerからGoogle+に発行するときに、「一般公開」設定で発信しないとだめだそうです。

2012年8月15日水曜日

電源のあるコーヒーショップ : スターバックス 新越谷駅店

スターバックス 新越谷駅店

http://www.starbucks.co.jp/store/search/detail.php?id=550

まだまだ埼玉県内では貴重

2012年8月13日月曜日

アル・ライズ:ブランドを短期的に成功させる要素と長期的に成功させる要素を混同してはならない

アル・ライズ:

「ブランドを短期的に成功させる要素と長期的に成功させる要素を混同してはならない」

ブランドは短期的には生き残るために、ユニークなアイデアないしコンセプトを必要とする。新しいカテゴリーの一番点でなくれはならない

しかし長期的にはそのユニークなアイデアないしコンセプトは姿を消してしまう。
後に残るのはあなたのブランド名と競合のブランド名の違いである。

2012年8月7日火曜日

「北海道もいっしょに包んで売っている」 柳月 「日本でいちばん大切にしたい会社」より

「日本でいちばん大切にしたい会社」からのフレーズ。

十勝の柳月という会社の創業者が、自社の商品を本州に展開しない理由として話している言葉。
「北海道もいっしょに包んで売っている」 。
十勝の自然の恵みがあっての柳月、ということだ。
地産地消の発想から商品開発するときの心得をうまく表現した言葉だと思う。

また、現社長が口癖のように言っているのが、「あなたの会社がなかったら、お客様はほんとうに困りますか?」ということ。 
「あなたがいなかったら、お客様は本当に困りますか?」と読み替えて、自戒としたい。

2012年8月6日月曜日

米粉のお店 : 和良 (ソラマチ店)

東京ソラマチに行ってきました。
おいしい米粉パンの店がありました。「和良」です。
↓こちらパンフ



米粉クロワッサン


表面カリカリ、中もちもち、味も濃くてうまい!

米粉クッキー&バター
クッキー生地の表面に、中に甘いバタークリームがはさまれている。おいしい組み合わせ。

きんぴらおやき
中身がピリ辛でうまい!

2色のパン
茶色はチョコ、白はふつう。どちらももちもち。



軽くあたためて食べるのがいいそう。乾燥しやすいので個包装されているとのこと。



2012年8月5日日曜日

中小企業のWEBサイト

中小企業のWEBサイトは、デザインはきれいなのだが商売に結び付いていないと思われるサイトが多い。

よくあるパターンが、知り合いのIT技術者に頼んでホームページを作ってもらったケースである。HPは素人が見てもわかりやすいだけに、社長がいろいろとデザインや内容について細かく口をだしすぎてしまい、IT技術者のほうもいろいろとアイデアがあっても、「どうせ聞いてもらえないだろうから」とアドバイスをしなくなってしまう。
その結果、見栄えは良いが訪問者も少なく販売に結び付かないHPが出来上がってしまうようだ。

その結果、「HPを作れば売れると思っていたが、全然売り上げには貢献しない。業者のセールスの問い合わせしかこない」と社長が愚痴をこぼすことになる。
本当は、HPが悪いのではなく、やり方がまずいのだが、「HPなんか役に立たない」という短絡的な評価になってしまうのは、残念なことだ。

2012年8月3日金曜日

アル・ライズ:「市場のサイズはどれくらいだろうか、そしてわれわれはその何%を獲得できるだろうか」という発想が誤りの始まりである」

「市場のサイズはどれくらいだろうか、そしてわれわれはその何%を獲得できるだろうか」という発想が誤りの始まりである」

このフレーズは、ブランドを拡散させずに焦点を絞るべきという論点の中で出てくる。上記の発想ではなくて、「ブランドの焦点を絞り消費者の頭の中に一つの言葉を所有することによってどれだけの市場を創造することができるだろうか」と問いかけるのが正解、と解説している。

iPodiPadはまさにその好例だろう。既存のMP3プレイヤーや、軽量NotePCの市場を破壊してしまった。

2012年8月1日水曜日

アル・ライズ 成功した会社が成功する前にしたことをしなけばならない

「収斂の法則」でのフレーズ

成長企業を真似てブランド拡張に走りがちな会社への警告。

成功したければブランドにフォーカスを当てるべきと言っている。


「あなたの会社を成功させたければ、成功した会社が、成功した後にやったことではなく成功する前に行ったことをしなければならない。」