ひとつは、めずらしいガジェットが、クリエイターを応援しながら安価で手に入る購入予約サービスとして、一般のあたしいもの好きの人々に注目されています。
もうひとつは、アイデアはあるが開発の資金やマーケティングの手段がないクリエイターが、資金調達をして広告をする手段としてです。
そこで、まずは、利用者としてクラウドファンディングを使ってみることにしました。
使うのは、アメリカでもっともメジャーはクラウドファンディングサイト、「 Kick Starter (キックスターター)」です。 公開されているプロジェクトの数もダントツに多いです。
これが、やってみると、ふつうのWEBショップと同じような操作で簡単に投資(購入予約)ができてしまいました。
まずKickStarterのサイトを見ます。
公開中でスタッフオススメの案件などが表示されます。
いろいろな条件で検索できるので、お気に入りのプロジェクトを探してみましょう。
既にクローズしてしまったプロジェクトもたくさん表示されているので、まだ期限未到来でオープンされているものを検索してみましょう。
例えばこちらの3Dスキャナのプロジェクト。
27人が投資していて、現在5000ドルあまりが集まっています。
プロジェクトにはクローズの期限と目標額がありますので、まず確認しましょう。
(この出展者が、どのくらいの金額をいつまで集めようとしているのか)
目標投資額£5,000で、 期限はあと27日間あります。
その期限までに目標額が集まらなければ、プロジェクトは流れてしまいます。(流れるといっても、投資したお金は支払われずに終わりますので、損する心配はありません)
人気のあるものは、あっという間に目標額を達成してしまい、その後も期限まで投資が集まり続けます。目標額を100%達成してしまっているものは、流れる心配がないプロジェクトで安心して投資できます。
その場合「 Stretch Goal (ストレッチ・ゴール)が設定されることもあり、想定外に集まったお金で追加機能をつけたりカラーバリエーションが加わったりすることがあります。
投資額によって、見返り(リターン)が異なります。ページの右下に、○○$投資した場合は○○の特典があります、と記載されているので、それを見て投資額を決めます。
今回の場合は£5だとお礼のノベルティがとどいて、£119だと製品が届く(送料別)となっています。
安い特典の場合は、大体が寄付したい人に対するサンクスメールが来たりステッカーが来たりといった特典なので、予約注文を考えている人は、金額と特典の内容に注意してみて、きちんと「製品が届く」額の特典を確認しておきましょう。
きまったら、緑色の「Back this project」を押して、投資します。
次に金額を入れる画面がでてきますので、先ほど確認しておいた、ほしい特典がもらえる額より多い額を入力します。
プロジェクトが決まったら、ログインします。今回は初めてだったので、アカウントを新規登録します。
登録自体は、ログイン情報をきめてクレジットカード(投資額の引き下し元)の情報をいれるだけで、簡単です。
操作はこれだけ!あとは、経過を見守るのみです。
その後の経過は、また次の記事でご報告します。
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