流れとしては、
(1) Autodesk 123D Designでモデリング → stl形式で保存
(2) Autodesk 123D Makeで展開図を作成 → eps(ポストスクリプト)形式で保存
(3) Illustrator等でレイアウト調整。
(4) レーザーカッターのドライバーソフトで、PCからレーザーカッターに出力指示
(5) カットした板を、組立て完成!
という流れです
[使ったもの]
Autodesk 123D Design, Autodesk 123D Make (無償ソフト)
Illustraltor (ファブラボ渋谷にあるもの)
レーザーカッター(ファブラボ渋谷にあるもの)
MDF材(東急ハンズで購入)
(1) Autodesk 123D Designでモデリング → stl形式で保存
Autodesk 123D Designでモデリングします。おわったら、stl形式に保存するか、直接123D Makeに送ってもいいです。
(2) Autodesk 123D Makeで展開図を作成 → eps(ポストスクリプト)形式で保存
123D Makeにデータを読み込みます。自動的に展開図が作成されます。
ipad版では積層タイプの展開図しか作れませんが、PCインストール版では、interlock(直角嵌め合わせ)が選べます。今回はinterlockのほうがレーザーカッターっぽいので、そちらでやってみます。
以下が積層(slice)タイプ。
左の中央メニューで展開タイプをinterlockに変更すると以下のような感じになります。
材料の厚さを設定しないと、リアルなモデルにならないので、材料を選びます。
(左上のメニュー)。
デフォルトはアメリカの板形状になっているので、日本で使える板形状を、編集メニューから入力・追加します。今回は、軽いわりに丈夫でレーザーでも切りやすいMDF材を使います。
ファブラボ澁谷の近くにある東急ハンズで買ってきました。
ファブラボ澁谷のレーザーカッターの最大カットサイズにほぼ等しいのが600mm x 450 mmなので、それを入力します。厚さは、MDF材で最も薄い2.5mmで入れます。
するとこんな感じでモデルが自動生成され、展開図も右側に同時に作られます。
思った板割り方向にならない場合は左下のメニューで、分割方向を変えられます。
XYZの3方向から2つ選べますので、必要に応じて変更します。斜めの分割もできます。
123D Designでモデリングしたディテールが、板の厚みや枚数によってオミットされてしまうことがあるので、その場合は板割り方向や枚数を変えたり、123D Designに戻って形状を変える必要もあるかもしれません。
板間隔は枚数や間隔を指定すると自動設定されますが、ドラッグして個別に変更することもできます。今回は強度が必要な部分だけ間隔を密にずらします。
枚数を最適化した状態です。
なお、赤い板部品は、エラー・警告が出ているものです。
右メニューで確認すると"multiple notch"ということで、垂直方向の部品が2つになることを警告しています。(今回は警告で特に問題なしなので、そのままにします)
あとは、右下のメニューから、EPSにエクスポートします。
なぜかWindows8ではメニューが表示されませんでした。windows 7のマシンで生成しました。
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