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2015年2月19日木曜日

日本の人口分布 市町村別 面積地図 北陸・中部版

日本の人口分布 市町村別 面積地図 北陸版 (富山、石川、福井)です。

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北陸は金沢、富山、福井の3県庁所在地が目立ちます。飛騨・白山方面の人口が希薄なため、
日本海側に各市が張り出した形になります。
能登半島は小さいですね。富山県は西側に人口が偏っているのがわかります。

ここまでの信越、東海と北陸を合わせた中部地方は、こんな感じになります。
(富山、福井、石川、長野、新潟、静岡、愛知、岐阜の8県)


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本来本州で最も幅広になっているはずの、フォッサマグナから伊那谷・天龍川の線が、日本アルプスの山岳部で人口希薄な地域でもっとも幅が狭い部分になってしまいます。
長野県と岐阜県の飛騨地方が人口密度が低いために、中央がつぶれて名古屋、金沢、浜松、静岡、豊橋などが極端に飛び出た星型になり、実際の地図とは大きく変わった形になってしまいます。
愛知県だけで中部地方全体の4割くらいの人口を占めているのも見て取れます。

[関連記事]
日本の人口分布 市町村別 面積地図 関東地方版

2015年2月15日日曜日

ラウンドアバウト交差点 東京初の円形交差点

ちょっと前に記事になったが、ヨーロッパなどでよく見られる円形交差点が日本でも認められるようになった。
試験的にいくつかの交差点が指定されたが、東京で唯一指定されたのが、多摩市聖蹟桜ヶ丘の交差点である。

これがその写真です。



標識を見てみると・・・


円形矢印3つの標識が見えます。これがラウンドアバウトの標識。

場所はこちらです(google mapから引用)。
京王線聖蹟桜ヶ丘駅と相模原線永山駅の中間あたりです。



以前はどうだったかというと、南側からのみ一時停止なしで入れ、のこりの方向からは一時停止になっていたような・・・実際のところ、ラウンドアバウトになって、南側からの侵入が一時停止になっただけで、あまり使い勝手は変わらない。すべての方向からの侵入が一時停止になって、回転方向(時計回り)が優先になったのだが、ぐるぐる回る物好きもいないので。

試験導入だろうからだろうが、半径も小さく交通量も少ないこの交差点ではあまりメリットはないようだ。

ここはたまにパトカーが取締をやってところなので、車で行く方は、ラウンドアバウトに気を取られて一時停止の標識を見落とさないように気を付けよう。

周辺は京王が高度成長期に高級住宅地として開発した閑静な住宅地で、ジブリ映画の「耳をすませば」のモデルになったところである。
京王本社のある聖蹟桜ヶ丘駅から、桜並木で有名な「いろは坂」と呼ばれるつづら折りになった坂道を上って20分くらいのところなので、興味のある人は電車でも散歩がてら訪ねてみてはいかがだろうか。
聖蹟桜ヶ丘の駅前交番の前にも耳をすませばの案内看板がある。

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