1D x 2D x 3D = 6D

地域情報と食と農、ITと3Dに関するよもやま話

2012年8月23日木曜日

アル・ライズ: 高品質ブランドを構築するためには、焦点を絞る

「高品質ブランドを構築するためには、焦点を絞り、その絞った焦点とすぐれた名前、高い価格とを組み合わせる必要があるのだ」

「ライカだとペンタックスより本当にいい写真が撮れるのだろうか」
「モンブランの万年筆はクロスより本当に書きいいのだろうか」
と問いかけている。確かに、ブランドを選ぶときに、全部の商品の品質を試してから選択するわけではない。

「有名だから」「聞いたことがあるから」選ぶとうこともある。では、ブランドについて詳しくない分野の商品を選ぶときには、何で選ぶだろうかと考えてみる。

コストパフォーマンスで決めるときは、「一番数が多いもの(売れてそうなもの)」、「価格が安いもの」、を選ぶ。
高品質なものを選びたいときは?(たとえば、贈答品など)
→ 知っているブランドがないときには、「より自分の目的に対して専門化している」ブランドを選ぶのではないだろうか。

なんで選んだかというと「高品質だと思ったから」ということだが、その裏には、専門化しているものは一般品より高品質に違いない、という思い込み?がある。 品質は、買って比べて体験してみないと、本当はわからないものだから。
「スぺシャリストはゼネラリストに比べ高品質とみなされる」と表現されている。なるほど。

だから、モノを高く売るためには、高品質なブランドを築くためには、焦点を絞ることを恐れてはいけないんだな。

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